お礼参りを済ませ祇園祭の後祭の鉾建てを見学した後、麓寿庵へ。
目にも涼しい華わらびを食べに行って来ました。
いつもは凄く並んでいるから入れるかな?と長女。
嬉しいことに並ばず入れました。
麓寿庵(ろくじゅあん)
都会の喧騒を忘れさせる優美な佇まいの純和風建築
国の登録有形文化財である建築の見どころをスタッフが案内してくれます。
100年にも及ぶ長い年月を刻んできた有形文化財久保家住宅(旧今尾景年宅)
今尾 景年 ・日本の明治から大正にかけて活躍した四条派の日本画家。
大正3年にこの邸宅を建築し晩年を過ごした。
南禅寺法堂の「雲龍図」でも有名。
大正時代の角硝子を通して磨かれた黒テーブルに庭の緑が写ります。
窓ガラスは当時のものがそのまま使われています。
職人が1枚1枚手作りするため不規則な歪みがあります。
ガラス越しにゆらめく風景も非日常感たっぷりです。
ガラス細工のように繊細な華わらびを頂きます。
ガラスのお皿の上で、自然光を受けてゆらりときらめくわらび餅。
ぷるぷるしたわらび餅をお箸で優しく持ち上げて。
エディブルフラワーがあしらわれたわらび餅。
甘めの自家製黒蜜と甘味のないきな粉で頂きます。
作家ものの茶器に入れられているのは一保堂のほうじ茶。
「華わらび」1550円(ほうじ茶付きは+200円、抹茶付きは+400円)
色鮮やかな花の美しさと、わらび餅の透明感。ぷるぷる震えるわらび餅。
つるんとした食感触で お・い・し・い
お庭へ
傘ごしの紅葉が綺麗。
暑い夏の日
贅沢な至福の時間を過ごせました。